
■サイト名: |
競艇ロード |
■評価: | 悪徳認定 |
■その他の情報: | 勝馬の栞という悪徳競馬予想サイトと類似 |
■URL: | http://boatroad.jp/ |
■運営会社: | 株式会社F.L.C. |
■運営責任者名: | 中村 貴司 |
■電話番号: | 03-6860-1127 |
■メールアドレス: | info@boatroad.jp |
■住所: | 東京都豊島区南大塚2丁目11-10 |
■IPアドレス: | 153.122.104.240 |
競艇ロードという競艇予想サイトについて
今回検証をするのは競艇ロードというサイトであり、
デザインもなんだか少し気合が入っているようにも感じられるサイトです!
しかし、前回検証をした「競艇ライフ」も、見た目は上出来でしたが、
中身が粗悪なモノだったので、見た目で騙されてはいけない良い例でしょう。
今回の競艇ロードはどんな予想サイトなのでしょうか?
多くの競艇予想サイトが「競艇◯◯」と、手前に競艇というワードを持ってくるため、
最近検証をしていて何がなんだか分からなくなってきますね…(笑)
そんな競艇ロードは「競艇」ネームフレンズ。
一体どんなサイトなのかを、早速検証してみるとしましょう!
競艇ロードの非会員ページを検証
サイトトップは、よくある「特に主張したいことや宣伝」を横スクロールで伝えるコーナーがあり、他は競艇ロードの情報の質の高さの根拠の紹介や、登録時のポイントプレゼント告知などでしょうか。
少しだけ「ふふっ」と来たのが、
「入手する情報は「とても取材では答えれなかったが、実は…」
といった公式コメントではない、本音の中の本音を語り合った親しい人物だけにしか
打ち明けないような情報ばかり。」
という文章。
実は…といった裏話を受けているような事をほのめかす予想サイトは、
大概悪徳だった前例が多いです。
全部が全部そうだとは言いませんが、少しは疑ってかかったほうが良いでしょう。
この競艇ロードは、既に色んな意味で怖いかもしれません。
それだけではなく、
「取材班にも力を入れ、選手の情報を仕入れるために頭を下げ、
お近付きの印にお酒を飲み交わす…」
なんか都合の良い方向に事が運ばれすぎてないですか?
頭下げて仲良くなって、それでただ情報を垂れ流してもらう。
そんなオイシイ人物を囲っているとは…ちょっと考え難いです。
ちなみに、そこに書かれている「ペラグループ」のペラは「プロペラ」のペラ。
そのグループは選手一人では手を回しきれない部分を協力し合うといった形で、
情報の伝達、作業場所の確保、工作機械や器具の購入など、経営のような活動をするものです。
そんな一丸となって競艇に対して本気で挑む選手とグループに対して、
いきなり情報会社が首を突っ込み、頭を下げ、酒を飲み交わし、
そのグループに属する選手の状況やら機械の情報を流すのでしょうか?
いや~考えられませんね。
あるとしても、そのペラグループにお金を払うでしょう。
それはそれで、ペラグループ自体の評価や評判等にも影響するでしょう。
ペラグループがそんな事にお金に目が眩んで提携してしまうのでしょうか?
いや~考えられませんね。(2回目)
…と、本当に少しだけ競艇をかじった程度の知識の私の見解を述べましたが、
ペラグループについてもう少し深く掘り下げて調べてみたところ、
2012年に、選手が独自のオリジナルプロペラを持ち込めた仕様を廃止し、
主催者から用意されたプロペラをレース開催期間内に加工するしか術がなくなってしまったようです。その理由について次で紹介しますが、その加工も、金属の金槌の利用は禁止され、
木製の槌しか認められず、プロペラの大きな加工は非現実的に。
(また、そこで加工されたプロペラは回収され、先週各々が加工、もしくは未加工のプロペラを、
その次の開催のレースで、また別の選手にそのまま提供される形になります)持ちペラ制の時代は、選手個人の資金力次第では、
プロペラ加工の外部委託が可能だったり、
また情報収集だったり、作業場所の確保など、
ペラグループが行う活動の環境が変化するため、
予想が容易になったり、勝ち越せておらず、資金力に乏しい選手が勝てないなど、様々な問題が浮き彫りになってしまったため、
先程述べたように、2012年に持ちペラ制が廃止されたようです。
(ちなみにプロペラ1枚あたり数万円と、加工して試行錯誤するにはバカにならない出費だった模様)そこからは、プロペラが主催者によって提供されるのもそうなのですが、
ボート、モーター+プロペラの抽選会が行われ、
運によって左右されるのは避けられませんが、
公平性を保つために、ということで、
選手はボートもモーター、プロペラは選べなくなってしまったようです。それらの背景から、持ちペラ制度の廃止によって、
ペラグループの存在意義も薄まり、
現在ではレーサー単独で加工をする人も少なくないそうですよ。ちなみに、レーサーは技術者でもあり、
自身で加工が出来ないと言うことはありません。
前置きが非常に長くなりましたが、これらのことを踏まえると、
競艇ロードが言う「ペラグループに交流するために頭を下げて云々」は、
やや時代の古さを感じられ、本当に現在も続けているのでしょうか?
と疑問符を浮かべざるを得ません。
必ずしも、既にペラグループが絶滅したという確証はどこにもありませんが、
持ちペラ制廃止によるペラグループの存在意義の薄れを考えると、
あまり数がいないようにも感じ取れるのは私だけではないはずです。
本当にペラグループと繋がりを持っているのでしょうか…?
突如として胡散臭さがマシマシな競艇ロード、
会員ページでは何を見せてくれるのでしょうか?
早速会員登録をして中身の検証をしてみるとしましょう!
競艇ロードの会員ページを検証
会員登録を終えて会員ページに移動すると、このような画面になっていました!
デカデカとLINE@を始めたという告知があり、
その下にはメニュー、おすすめ情報や予想家の紹介など、よくある構成になっています。
予め先に告知をしておくと、
競艇ロードの無料情報は日曜日のみの配信であり、
時間は午前10時頃にならないと閲覧が出来ず、今回は検証が出来ない状態です。
今日、多くの予想サイトはほぼ毎日無料情報を提供しており、
それに逆行して週一配信とは、不便さを感じざるを得ないというものでしょう。
(まあ、わざわざ周りに合わせる必要性は一切無いのですが)
競艇ロードの多くは有料情報で占められており、踏み込んだ検証がし辛いです。
そのため、今回は、特商法や、類似サイトなどの検証をしてみようと思います!
特商法の記載について
競艇ロードの特商法については上記の画像の通りになっていました。
調べるべきは「会社名」なのですが、特商法にその記載が無い…
この時点で、特商法の表記の違反をしているため、悪質とも言えるでしょう。
利用規約を覗いたところ、「株式会社F.L.C.」と書かれていたため、
競艇ロードの運営会社は「株式会社F.L.C.」と特定することが出来ました。
そこで、その会社名を全国の企業データベースにて検索をしてみると…
2件ヒットはするものの、住所が東京都とマッチする事はなく、
それぞれ「京都府」と「福岡県」となっており、
競艇ロードの住所となる「株式会社F.L.C.」は存在しない会社だということが判明。
怪しい、という見方が悪質に変わる瞬間でした。
この時点で競艇ロードは運営実態が掴めない悪徳サイトという位置付けになりましたね。
類似サイトについて
何かのサイトの類似サイトを探す場合、考える材料となるのは…
雰囲気、デザイン、特商法情報、IPアドレス、サイトの特徴といったところでしょうか。
ちなみに、特商法の情報に関して他のサイトと一致する要素はありませんでした。
なので、次にIPアドレスを調べてみた上で、
一致、もしくは似てると思われるサイトを調べてみようと思います!
まずはじめに、競艇ロードのIPアドレスを調べてみたところ…
「153.122.104.240」とあり、ここと類似する予想サイトを調べると…
前半の「153.122.」まではいろいろと検索でヒットはするものの、
半分以降を少しずつ末尾から削って検索をすると、かな~り絞れてきました。
しかし、この競艇ロードと似つかわしいサイトは無く、
どれも類似サイトと見るには心もとないような予想サイトばかり。
が、1つだけ似ているサイトをがあり、
その名も「勝馬の栞」という競馬予想サイトです。
ここのIPアドレスは「153.122.72.110」となっており、前半までは一致してます。
が、半分までとなると、類似性を示すのにはやや弱いですね。
しかし、サイト内に似ている箇所が発見できたので、その点を紹介しようと思います!
利用規約、特商法などの箇所の新規タブ生成仕様が同じ
「勝馬の栞」「競艇ロード」の両サイトともに、それらを押すと、
新規ウィンドが立ち上がる仕様になっています。
ちなみに、新規ウィンドが立ち上がる際のウィンドサイズ指定まで一致。
さらに言えば、会員ページのサイトソースの書き方が…似ている気がしませんか?
また、予想陣の紹介のところの雰囲気もなんだか似ている…
さて、「勝馬の栞」を知らない人に簡単に説明をすると、
そちらは馬と付く通り、競馬予想サイト。
しかし、予想陣の写真は一部が素材サイトから引用された者もおり、
さらには的中実績の捏造や、高額情報で連続不的中で大幅マイナスなど…
サイトの広告塔とも言える人物の「高橋績」が競馬業界では有名なので、
その名につられて登録してしまう人が後を絶たず、被害も収まりません。
口コミは今も荒れており、とても良いサイトだとは言い難いところ。
そんな「勝馬の栞」が「競艇ロード」と同じ運営となると、
これは恐ろしい事になるのではないでしょうか?
なお、現在両サイトが同じ運営だと断定出来る判断材料は何もなく、
ただ似ている、と突き詰めるのが限界なので、注意はしといたほうが良いでしょう。
中々正体を表さず、検証に四苦八苦する「競艇ロード」ですが、
怪しいポイントが多すぎるため、予防線を張るといった意味で、
この競艇ロードを悪徳認定にしようと思います!
競艇ロードの予想配信の詳細
無料情報:あり
有料情報:あり