
ここでは知らずには語れない公営ギャンブルの専門用語を紹介していこうと思います!
この世界のものに足を踏み入れても聞いたことのない言葉が多くて疲れてしまいますが、
難しいものではなく、シンプルな内容なものばかりなのでココでマスターしちゃいましょう!
まずは基本的な内容を知るために、どの公営ギャンブルでも共通の言葉を並べてみます。
・券種
・オッズ
・払い戻し
・配当
・トリガミ
これらの言葉は頻繁に出てきますし、知らないと何も始まらない面々です。
これらを掘り下げれば更に多くの言葉も出てきますが、分かりやすく解説するのでご安心を!
それでは早速、1つづつ紹介していくとしましょう!
基礎ワードを解説
・券
券というのは紙…いや、そうじゃなくてですね。
これは競馬ですが、上の画像が馬券というものになります。
公営ギャンブルにおいての券は投票用紙であり、
自分が何に投票をしたのか?という証明になる大切な紙になります。
これがないと、投票した内容で当たった場合にお金と引き換えることが出来ません。
先程は競馬で例え、それを馬券と呼びましたが、
競艇では「舟券」、競輪とオートレースでは「車券」と呼ばれます。
この券に関しては実際に公営ギャンブルの開催場に赴き、
券売機にて購入をしないと手に入れる事が出来ません。
もちろん、譲り受けたりすることでも入手は出来ますが、
中にはオークションなどで高額で取引されるレアな券もあります。
分かりやすかったでしょうか?
時々上記のような”ネタ”も交えて紹介していくので、
右も左も分からない方にも興味を持ち、理解出来るように解説していきます!
・券種
いきなりちょっと小難しいジャンルの登場です!
深く掘り下げると頭が混乱したり、頭が追いつかなくなったりするので、
ここではシンプルにイメージを捉えられるように競馬だけを紹介していきます。
単勝(たんしょう) | 1着になる馬を予想する券種 |
複勝(ふくしょう) | 3着までに入る馬を予想する券種 |
枠連(わくれん/ |
1,2着になる馬の枠番号の組み合わせを当てる券種 競走馬には腰にゼッケンが巻かれ、 その番号で予想する券種 |
馬連(うまれん) | 1,2着になる馬の組み合わせを予想する券種 |
馬単(うまたん) | 1,2着になる馬を着順通りに予想する券種 |
ワイド | 3着までに入る2頭の組み合わせを予想する券種 |
3連複(さんれんぷく) | 1~3着になる3頭の組み合わせを予想する券種 |
3連単(さんれんたん) | 1~3着になる3頭の組み合わせを着順通りに予想する券種 |
競馬は他の公営ギャンブルと比較すると券種の名称に違いがあるものが多いのですが、
名前が違うだけで根本は同じようなものがあるため、最初に競馬だけを紹介しました。
基本的に”単”が付く券種は当てる難易度が高く、不的中を招きやすいですが、
その反面、当たればそれなりの価値が付随する可能性の高い券種でもあります。
この券種の中で最も難易度が高いのは「3連単」であり、
これを当ててしまえばほぼ確実に券を購入した時のお金が何倍かになって還ってきます。
2019年6月中旬現在、JRA(競馬)での3連単の過去最高の結果がついたのが上記の内容です。
最も高かったのが「2012年8月4日」に新潟で行われた新馬戦であり、
3連単でついた額がなんと約3,000万円!!!
めっっっったにこんな事は起きませんが、
当てた人は嬉しすぎてショックを受けたのではないでしょうか?(笑)
なんてたって、100円が3,000万円に化けたんですから…
1,000円で馬券を買っていたら3億円ですよ。ジャンボ宝くじですか?ってレベルです。
まあ、出た利益のいくらかは税金がかかるので、全部ふところに入るわけじゃありませんが。
得た利益もいくらか納税しなくてはいけませんが、その説明も今後紹介します!
以降、”当たる”という表現は”的中”という言葉に置き換えていきます!
”的中”こそ、まさに公営ギャンブルで稼ぐにはマストな存在ですから!
・オッズ
横文字が出てきましたがなんてことはありません。
【オッズ=倍率】と覚えておけば良く、的中した際に自分が投票した賭け金に倍率が乗って、
それによって算出された額が戻ってくるという事になります。
したがって計算式は【賭け金×オッズ(倍率)】となり、出た数が後に出てくる【配当】というものになります。
オッズは投票先の支持率(人気)によって変動するものですが、詳しく紹介すると、
【払い戻し(総販売金額-控除)÷支持率(券の販売金額)=オッズ】となりますが、
これは別に知らなくても公営ギャンブルを楽しんだり投資することが可能です。
競艇は1号艇(ここでは入船幸子選手)の1着率が高く、
6号艇(アウトコース)が上位に来る可能性が低いとみられています。
従って、その論理で言えば3連単では【1-2-3】が最も当たりやすく、
【6-5-4】が最も的中の可能性が低いとも言えます。
なので、上記の画像の6号艇(ここでは右上の大石真央選手)の欄の数字が跳ね上がっており、
最も高額な倍率は【6-3-2】の【4838倍】となるのが分かるでしょう。
毎回必ず【6-5-4】ではなく、このように【6-3-2】が最も倍率が高くなっているのは、
選手の実力や技量、開催場ごとの着順統計などによって左右されるためですね。
今回のケースで言えば【6-3-2】の投票で100円を賭けていれば、
【100円×4838倍】となり、483,800円になって還ってくるという事になります。
しかし、今回の人気の高さで考えると【4-5-3】の人気が高く【16.0倍】となっています。
100円で賭けていれば1,600円になって還ってくる計算であり、こちらのほうが現実的だと言えるでしょう。
このオッズの表は各公営ギャンブルHPで対象のレースに掲載されているかと思われますので、
オッズの高さだけに着目して楽しんで見てみるのもいいかと思われます。
賭け金が100円の場合にオッズの倍率によって戻ってくる額が変わってくる。
そう知っておけば、オッズに関しては特に問題は無いかと思われます。
・払い戻し
払い戻しは上記の【オッズ】にて触れましたが、オッズの説明が分かれば簡単です。
払い戻し=【最低賭け金100円×オッズ】となり、レースの結果に出る金額のことを指します。
的中時に払戻金に記載される金額は100円で投資した場合に戻ってくる額です。
・配当
配当もこの流れを理解しているのであれば簡単に分かるでしょう。
私は配当を【結果として戻ってきた金額】と捉えており、
公営ギャンブルは100円から投票が可能ですが、
・100円賭けて1,000円になって還ってきた(1,000円の配当を得た)
・1,000円賭けて10,000円になって還ってきた(10,000円の配当を得た)
というイメージで大丈夫でしょう。
100円賭けて○○円になって還ってきたというのは、結果的に払戻金=配当と同じ額になりますが、
200円以上から賭けている場合「結果として○○円の払い戻しを得た」とは言わないでしょう。
【賭け金×オッズ=配当】と覚えておけば大丈夫です。
注意しておいて欲しいのが、
「100円で賭けて的中して10,000円の払い戻しを得た!」という場合があった時、
最低賭け金の100円で賭けているので、的中時に還ってくる額は確かに払戻金ではありますが、
そこは「10,000円の配当を得た!」と表現するのが正しいかと思われます。
・払戻金:あくまで100円とオッズを掛け合わされた数字
・配当:結果的に個人のお財布に入ってくる金額
このイメージの差で問題ないかと思われます!
・トリガミ
投票をして的中をしても、払戻金が投票金額を下回るケースもあります。
1,000円で投資したけど、600円しか還ってこなかった場合は400円の損失を受けますね。
こちらもとあるレースのオッズ表から切り取ってきましたが、
【6.8倍】とあり、【1-2-4】の順でレースが決まった場合、
3連単の払戻金は680円となります。
しかし【1-2-4】の1通り(1点)だけで投票をしておらず、
他にも多くの組み合わせで投票して、合計で10点で投票した場合、
1点最低100円なので【10点×100円=1,000円】のお金が投票でかかります。
従ってその場合ですと、1,000円に対して680円の配当を得て、320円の損失を受けています。
・的中はしたけど、賭け金よりも低い割合でお金が還ってくる事
これをトリガミと呼び、または【ガミ】【ガミった】【ガミる】と呼ばれることもあります。
他にも深く掘り下げれば色々ある
これらのワードは基本中の基本となり、どの公営ギャンブルにも使われるものとなります。
しかし、競馬には競馬の専門用語が。競艇には競艇の用語が。競輪には競輪の用語があります。
また、全てに共通していてもここでは紹介していない【回収率】や【的中率】もありますが、
それらは入門レベルではなく、自分から投票をして利益を生み出せるようになってからで良いでしょう。
グレード、券種、買い方など、複雑な内容も色々とありますが、千里の道も一歩から。
まずは基本を覚え、余裕があれば自分から調べてみるのもいいでしょう。
ここの用語のページも、まだ紹介していない分も不定期ではありますが追加をしていく予定です。
基本を抑え、仕組みを理解して初めて公営ギャンブルの魅力を味わってみてください!